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HIP-400E系、動作異常対策☆☆☆


 ルーターの動作がおかしい時の対策をまとめてみました☆☆☆



動作異常の原因は、データの継承に有り☆


 各種の動作異常は、フォーム毎に微妙にデータエリアが変わっているのに、そこをクリアーせずに、使っている事に問題があるようです。  その為、想定外のデータがあると、暴走するようです・・・  データのエラーチェックをしていないのも問題ですね。



動作異常対策☆


 データエリアをクリアーして使うのが確実です☆☆☆  現在のところ、工場出荷値に戻す方法は3通り有ります。
 1、ルーターの設定画面で、「工場出荷値に戻す」ボタンを押す
 2、RS-232Cの3-8ピンショート時に電源投入
 3、コンソールモードで、RRコマンドを使う
 の、3通りです☆

 戻す方法が、微妙に違うようでして・・・  というか、データエリアをクリアーしていない、または、クリアーする方法が違うのが有るようです。

 一番確実なのは、コンソールモードで、RRコマンドを使う事です。  取り合えずは、簡単な方法で、試してみるといいと思います☆  どおしても駄目だったら、コンソールモードを使うといいでしょう☆☆☆

 ただし、出荷値に戻すと、設定データがすべて消えてしまいますので・・・  設定データ一覧を、予めメモ帳にコピーしておくと便利です☆☆☆

 設定画面のツールで、データのバックアップが取れますが・・・  これは、あくまでも、同一ファームが前提となっていますので・・・  ファームが違うデータは、絶対に使ってはいけません☆☆☆



1、ルーターの設定画面で、「工場出荷値に戻す」ボタンを押す


 データはすべて消えますので、予め、設定データをすべてメモ帳等にコピーして置いて下さい☆☆☆

 これは、ルーターの設定画面のツールにあるボタンを押すだけですので、一番簡単な方法です☆☆☆  動作がおかしい時は、まず、これを試してみましょう☆☆☆



2、RS-232Cの3-8ピンショート時に電源投入


 データはすべて消えますので、予め、設定データをすべてメモ帳等にコピーして置いて下さい☆☆☆

 ルーターの接続コードをすべて抜き、電源コードだけ接続します。  RS-232Cの3-8ピンを、マイナスのドライバー等でショートさせたまま、電源を入れます。  オレンジ色のLEDが点灯後、5-6秒で、点滅するようになります。  2−3回点滅したら、リセット完了です☆  ドライバーを放し、電源を切って下さい☆

 ピンの位置は、上を5ピン、下を4ピンとした場合、上の左から3つ目が3ピンで、下の左から3つ目が、8ピンです。  つまり、3-8ピンショートとは、上下とも、左から3つ目のピンをショートさせる事となります☆☆☆

 なお、点滅後も、そのままにしておくと、高速点滅になります。  これが、クラッシュモードです☆  この状態で、LAN接続すると・・・☆☆☆

 ドライバーは予め、金属ケースなどに触れ、放電して下さい☆☆☆  最悪の場合、静電気で部品が壊れますので、必ず、放電してから使って下さい☆☆☆

 ルーター起動後、LEDランプが消灯してしまう時も、これで直ります☆



3、コンソールモードで、RRコマンドを使う


 データはすべて消えますので、予め、設定データをすべてメモ帳等にコピーして置いて下さい☆☆☆

 この方法が一番強力みたいで、ルーターの設定画面が見えなくなった時も、回復できます☆☆☆

 コンソールモードにする方法が判らなくて、なかなか出来なかったのですが・・・  ポイントさえ抑えれば、簡単に表示できるようになります☆☆☆

ポイント
1、RS-232Cクロスケーブルで、PCと接続する。
2、comポートのオープンを手動で制御出来る通信ソフトを使う。
この2つのポイントで、簡単に表示できるようになります☆☆☆

 まず、ルーターから、すべてのケーブルを抜きます。  RS-232Cクロスケーブルを使って、PCと接続します。  通信ソフトは、予め起動して、comポートのオーブンボタンをいつでも押せるようにしておきます☆  ルーターに電源ケーブルを差し、電源を入れます。  オレンジ色のLEDが、点灯後、点滅開始時、すかさず、通信ソフトのcomポートを開きます☆  続いて、ENTERキーを押すと、通信ソフトに、コンソール画面が現れます☆☆☆  RRと、入力し、ENTERキーを押すと、リセットできます☆☆☆  その後、ルーターが再起動し、オレンジ色のランプが、点滅始めたら完了です☆☆☆

 リセット後、comポートを閉じようとすると、信号待ち状態になってしますので、絶対にcomポートは閉じないように☆☆☆  これは、ルーターをリセットした為、既にコンソールモードが終了している為です☆  通信ソフトは、そのまま閉じて下さい☆

通信ソフトについて☆

 comポートのオープンが制御できれば、どの通信ソフトでも構いませんが・・・  Win_ME付属のハイパーターミナルでは駄目でした・・・

 お勧めは、 MyoTerm Versison 2.02 です☆  画面が、バック白/文字黒固定が気に入りませんが・・・  コンソールモード画面に関しては、確実に開けます☆☆☆

 設定は、メニュー/設定/モデムの設定を選択。  すると、上部に、モデム設定のツールバーが追加表示されます。  comポートは、RS-232Cクロスケーブルを繋いだポートを選択し、通信速度は、19200に設定して下さい☆  設定値は、保存されるので、次回からは、起動して直ぐに使えます☆☆☆

 左上のcomポートのオープン/クローズボタンで、いづでも、comポートが開けるようになります☆

 ルーターのオレンジ色LEDが点滅し始めたら、すかさず、comポートオープンボタンを押して下さい☆☆☆  ENTERキーを押し、繋がれば、コマンド一覧が表示されます☆☆☆

コンソールモード画面、コマンド一覧☆☆☆
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Firmware Version = R1.91c

Command List:
IP (set device IP; e.g. IP 192.168.123.254)
PW (set new PassWord; e.g. PW admin)
DS (toggle Dhcp Server setting)
SR (Save new setting and Reboot)
RR (Restore default setting and Reboot)

Current Setting:
Device IP = 192.168.123.254
DHCP Server = Enable
>
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 RRコマンドで、リセットして下さい☆☆☆

 これで、ルーターの画面が開けなくなった時も、回復出来ます☆☆☆



これでもう大丈夫☆☆☆


 これで、もう、どんな状態になっても回復出来ますので、思い切って、いろいろなファームを入れて、楽しんでみて下さい☆☆☆

 ただし、ファーム書き換え時に電源が落ちると、完全に回復不能になりますので・・・  ファーム書き換え時の電源だけは、十分御注意下さい☆☆☆



SMC系ルーターについて☆


 リセットスイッチが付いているのを忘れていました・・・

 リセットスイッチが付いている機種は、リセットスイッチを試してみて下さい☆☆☆  それでも駄目なら、コンソールモードをお使い下さい☆☆☆



ファームの書換について☆


 工場出荷値に戻したあと書き換えると、トラブルが減るようです☆



クラッシュモードについて☆


 クラッシュモードにする場合は、まず、PCとルーターを繋いで、PCにIPアドレスを割り振って下さい☆  途中で繋げた場合は、PCを立ち上げ直すか、IPアドレスの書き換えをして下さい☆  とにかく、ルーターの設定画面が開ければOK☆

 その状態で、ルーターのWANとLANをすべて抜いて、RS-232Cの3-8ピンをショートさせて、ルーターの電源を入れ直します☆  高速点滅が始まったら、クラッシュモードです☆  ルーターの電源は入れたまま、RS-232Cの3-8ピンのショートを外して、LANとPCを繋いで、EXE版のファームを入れると、IPアドレスの脇にクラッシュと英語で出ます☆  これがクラッシュモードです☆  この方法なら、どのファームも入るみたいです☆

 PCの電源も、切らないでね☆



電源を抜いて一日経つと、トラブル解決!?


 設定値が書き込まれているメモリーが、一日でクリアーされるのでしょうか?  よく判らないけど・・・  トラブル時、電源抜いて、一日経つと、直っている事があるそうです☆



ハード的なトラブル・・・


 LANプラグですが・・・  上下を間違えて差し込んだ場合、抜く時に、LANプラグのストッパーが、ピンに引っかかって、ピンを曲げてしまうことがあります・・・  ピンを曲げると、接触不良を起こすので、御注意下さい☆☆☆

 特に、多人数で、LANケーブルを抜き差ししている場合、知らない間に、ピンが曲がっている事があります・・・  たまには、LANソケットを見て、ピンが曲がっていないか確認して下さい☆☆☆



LANケーブルの不良・・・


 ストッパーが引っかからないLANケーブルを掴まされた事があります・・・  奥まで差し込んでも、カチッと鳴らずに、引っ張ると直ぐに抜ける時は、御用心下さい☆  ピンが板バネになっているので、ストッパーが引っかからないと、自然に抜けるので、絶対に別のケーブルに変えましょう☆

 あと、接点の圧着不足で、溝がちゃんと出来ていない場合があります・・・  この場合は、差し方によって、ショートしたり、接触不良を起こします・・・  自作ケーブルとか、会社とか、学校のLANケーブルは、御用心☆



放熱対策☆


 内部に熱がこもると、熱暴走を起こします・・・  ADSLモデムなど、熱源の上には、絶対に置かないで下さい☆

 壁に斜めに立て掛けておくと、熱がこもらずにいいようです☆☆☆



ご質問は MERON SOFT (meronsoft@green.zero.jp) まで。

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