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HDDレコーダー
マクセル VDR-R2000
ファンレス化に挑む☆☆☆

(リンクフリー☆)

地デジレコーダーをゲット☆


 現在、ケーブルTVのデジアナ変換放送を見ているのですが・・・
 東芝が3月いっぱいで、アナログEPGの配信を完全に停止する模様・・・
 デジアナ変換は、15年の3月まで、あるんですけどね・・・

 デジアナ変換で十分なんですけど・・・
 EPGが無いと、予約が面倒でねぇ・・・

 そんな時、格安の地デジHDDレコーダー
 マクセル VDR-R2000ND1PW 500G エディオンバージョン
 を見つけたので、使ってみました☆☆☆



VDR-R2000とは?


 日立家電共通で使っている、BDに代わる外部記憶媒体として、
 iVDRカセットというものがあるのですが、
 それの販促用に作ったのかな?



VDR-R2000の良い点☆


 番組表の表示がメチャクチャ早いです。

 東芝のデジ機だと、番組表が埋まるのに、1日掛かり、
 つーか、1週間分だと、マジ、数日かかる感じなんですけど・・・

 VDR-R2000は、番組表を開いたら、埋まっていて唖然・・・
 なんじゃこりゃーーー

 あまりの早さに、展示品で、既にHDDにデータが蓄えられていたかもと思い、
 1週間後まで見たけど、埋まっていました。

 もし、取り込みに時間がかかるなら、配達に数日かかるので、
 1週間後の1−2日は空白のハズですが、
 これは、全部埋まっていました。

 マジで、こいつ、番組表の表示が早いみたいです☆☆☆



VDR-R2000の良い点☆
その2


 VDR-R2000の一番良いとこは、やっぱ、価格が安いのに、いろいろな機能が付いているところですね☆☆☆

 画と音も良かったです。
 RD-XS57と同じラインに繋ぎましたが、きれいに映りました☆

 それに、比べて、芝のデジ機は、明る過ぎで見難かった・・・
 同メーカーなら、同じ明るさに調整して欲しいものです・・・  



VDR-R2000の悪い点・・・


 W録なのに、自動録画がシングルでした・・・
 なんじゃこりゃ・・・
 デジ機なのに、RD-XS57より劣っている・・・
 ただ、キーワード無しで、ジャンル丸録りとか、変な時間指定が無い点は良かったけどね☆
 でも、チャンネル指定とか、NGワードは登録出来ない・・・

 配色が見難い・・・
 コントラスト悪過ぎ・・・
 パックが黒で、文字が灰色だと読み難い・・・
 あとは、ほとんどパステル調で見難い・・・
 遠くからでも、見やすい配色を研究して欲しいものです・・・

 動作がもっさり・・・
 これは、慣れで解決できる面もあるのだが・・・
 いまんとこ、遅過ぎで、ついていけない・・・
 それでも、徐々には慣れてきたけど・・・



価格なりの性能?!


 まぁ、実質24500円だったので、あまり過度な事を期待してもね(^_^;;

 データ放送も録画出来るし、
 RECBOX等にデータを取り出す事も出来るし
 ただし、iVDRカセットを含めて、内蔵HDDから出すと、コピワンになるけど・・・
 インターネットもヤフーぐらいだけど、覗けるし(^_^;;

 価格の割には、いろいろな機能満載でもあります☆



さて、本題のファンレス化☆☆☆


 ファンを止めたところ、死にました・・・
 がーん・・・

 最近のレコーダーは、全部パルスセンサー付きの3Pファンを使っていて、
 ファンを止めただけで、機械が動かないのでした・・・
 ぐぐぐ・・・

 RD-XS57は、ファンレスで、今でも元気に動いているんだけどね・・・
 昔の機械は良かった(^_^;;(^_^;;



パルスセンサーを騙す回路発見☆☆☆


 どうやったら、ファンレスに出来るのか、ずーっと考えていました。
 そんな時、ファンレス化回路を発見☆☆☆

   mipselなLinkStation Debianサーバー 〜ファンの交換、ファンレス化〜

 おぉ、凄い☆
 機種は違うけど、既に成功した人がいたのね☆☆☆



パルスセンサーを騙す回路
実体配線図?


LMC555で、3Pファンのパルスセンサーを騙す回路
130Hz出力

LMC555回路図

GND - 1  U +8 --+
 I        ++    Ra 1.2kΩ
 C--- 2-+ I 7 --+
0.27uF  I I     Rb 20kΩ
OUT - 3 +---6 --+
          I
Vcc - 4---+ 5 - NC
 上から見ると、こんな感じですね(^_^;;

 中央でクロスしていますが・・・
 2ピンと、6ピンを接続
 4ピンと、8ピンを接続と、いう意味です☆
 ビニール線を使い、最後に基板の上を通して配線しました☆
 基板下だと、ごにょごょしちゃうんで・・・

 部品は、CMOSタイプのタイマーIC、LMC555を1個
 抵抗は、1.2kΩ、20kΩ、一本ずつ
 コンデンサーは、0.27uF、一個です。
 いやー、実にシンプル☆

 あとは、基板と配線材ですね。
 私は、PC用の3Pファン延長ケーブルを用意しました。
 半田付けが下手なので、
 基板は、ICテスト用の基板を使いました。
 20PのIC用だったので、真半分に切って使いました。



パルスセンサーを騙す回路
製作のポイント


 半田付けは下手なので、一穴一半田付けで済むように配置しました。
 ICテスト用の基板なので、各ピンからプリントが長く伸びてて、
 4ヶ所穴があったので そこをうまく利用しました。
 パズルみたいなものです☆

 555は、必ずCMOSタイプをお使い下さい。
 Vccに12Vぐらいかかりますので。

 Vcc、GND、OUTPUTには、PCファン用の3P延長コードをちょん切って、
 オスの方を付けました☆
 メスの方は、R2000のファンコネクターに付ける予定。
 つまり、PCファン用の3P延長コードを中間コネクターとして利用しました☆



パルスセンサーを騙す回路
動作判定☆☆☆


 テスターを使って、チェックしました。
 Vccに4Vを入れ (CMOSなので、Vcc1.5V以上で動くのだ☆)
 3ピンのOUTPUT電圧を測定☆
 0号機、3.96V
 初号機、2.0V

 どうも、0号機は発振に失敗している感じ・・・
 初号機は、発振に成功☆☆☆
 その為、電圧が落ちていると思われる。

 と、いうわけで・・・
 OUTPUT電圧が、
 Vccの半分になれば、
 成功と思って良さそうです☆

 配線がしっかり固定されていないと、うまく動きません。
 基板から3Pケーブルで取り出し、3Pのメスで受けて、
 3Pのメスから出たケーブルをクリップケーブル等で電池ケースとテスターに接続して下さい。
 誤接触して壊さないように、ビニールテープ等で、しっかり絶縁して下さい。



パルスセンサーを騙す回路
R2000本体との接続☆


 付属ファンと同じケーブルがあれば簡単なのですが・・・
 何処に売っているか判らない・・・
 仕方ないので、付属ファンのケーブルをカットしました・・・
 あぁ、恐ろしい(^_^;;(^_^;;

 コネクターは、抜いてから、切りました。
 接続したまま切ると、本体が壊れる恐れがあります・・・

 カットした、3Pファンケーブルに、PCファン延長ケーブルメスコネクターの線と繋ぎます。
 赤は、赤
 黒は、黒
 白は、黄色
 と、繋ぎました☆
 半田付けするので、それを考慮した長さにしましょう。



パルスセンサーを騙す回路
R2000本体の電圧測定


 ケーブルが出来たので、それに、もう一本用意した、PCファン用3P延長ケーブルのオスを刺し、
 テスターに接続して、R2000本体の3Pファンの電圧を測ってみました☆

 黒は、アースで、間違いなかったです。 白赤とも、プラスになったから。
 白は、3.22V固定
 赤は、初め0Vのまま、暫く経って徐々に電圧が上がり10.75Vで打ち止めの後、0Vに・・・
 コンセント差した後、ずーっと0Vだったので、謎だったのですが・・・
 初め電気を流すけど、パルスが戻って来ないと、0Vにすると思われます。
 電圧は違ったけど、他の機器もこんな動作してました☆
 つーわけで、赤は、Vccと思って間違いなさそうです。

 というわけで、電圧固定の白は、パルスセンサー入力と思われる・・・



パルスセンサーを騙す回路
設置場所


 外に出そうと思っていたけど、PC用3Pコネクターがデカ過ぎで、
 ファンのスリットからは、出せない・・・
 そこで、内部を眺めたら、iVDRカセットスロットの奥が空いていたので
 そこに置く事にしました☆

 iVDRカセット挿入時、じゃまなら、移動する予定。

 コードに引っ張る力が加わると、断線のもとなので、長さは、少しは余裕があった方がいいです。
 あと、角とかも断線しやすいので御用心☆



パルスセンサーを騙す回路
R2000本体と接続☆☆☆


 一通り、チェックが終わったので、本体と接続してみました☆

 コンセント入れるも、正常かどうか判らん(^_^;;(^_^;;
 リモコンでスイッチを入れたところ、

 LEDが、赤から、緑に変わりました☆☆☆
 やったーーー
 どうやら、成功した模様☆☆☆

 さて、設置場所に移動後、ケーブルをすべて繋げる。
 電源オン☆
 LEDが、赤から、緑に変わりました☆☆☆
 暫くして、TVも映った☆☆☆
 大成功☆☆☆

 超大感激です☆☆☆  



縦置きにしよう☆


 放熱対策として、縦置きにする必要があります。
 ファンを止めたので、縦置きにしないと、熱暴走します。

 縦置きにすると上になった部分に熱が溜まるので、
 放熱の為、隙間を開けないとダメです。

 ファンが付いている方を上にしますが、
 これ、天板がプラスチックでビックリ。
 横もプラスチックだ・・・
 鉄板なら、容赦無く隙間を作れますが、プラスチックでは難しい・・・

 天板は、上に置いた後、前方にスライドして嵌め込むようになっています。
 この時、両サイドのプラスチックに、引っ掛かるのですが、
 ファン側の横板を1センチぐらい横に広げて、引っ掛からないように天板を嵌めます。
 こうすると、ファン側の横板に、隙間を作る事が出来ます。
 ここに割り箸を突っ込んで、隙間を作る事が出来ました。

 横板がプラスチックの時は、驚きましたが、なんとかなりました☆☆☆
 ただ、プラスチックなので、長期的には、ひび割れが入ったり、割れたりする恐れがあります・・・
 あしからず・・・

 上側になる部分に隙間が作れたし、
 消費電力も少ないし
 これで、まず、大丈夫だと思います。

 ただ、iVDRカセットを入れた場合、熱が多く溜まる可能性があります。
 iVDRカセットを使ったら、抜くようにした方が無難です・・・
 ま、2.5インチだから、発熱少ないかな?



パルスは、130Hzで、大丈夫か?


 83Hzだと「エラー」だけど、約50kHzだと、動いたそうです。

  LinkStation「茄子」のファンレス化の見直し、新事実が明らかにっ。

 つまり、遅いとダメだけど、早い分には全然問題無いようです。
 ただ、ノイズの原因になるので、不必要に早いパルスは使わない方がいいでしょう。

 ま、130Hzぐらいで、丁度いいみたいですね☆☆☆ 



BDレコでも、通用するのか?


 はい、出来ました☆☆☆

 ただ、縦置きだと、BDの出し入れが出来ませんからねぇ・・・
 トレイに縦置きでも使える爪でもあれば可能ですが・・・
 まず、ドライプが縦置きに対応していないと思われます・・・

 ま、BD使わないのなら、問題無いですけどね☆☆☆

 ただ、縦置きで対処出来るのは、30W前後までです。
 40Wのファンレス改造BS単体チューナーが真夏に熱暴走起こしたもので・・・

 あと、CPUファンだけは、絶対に止めない方がいいです。
 焦げくさくなる(^_^;;(^_^;;
 止めていいのは、ケースのファンだけです。



ファンのコネクター


 ま、補修部品として取り寄せるのが一番確実です。
 ただ、運賃800円に代引き代に部品代がかかるので、かなりお高いです。
 それに、部品の取り寄せを、嫌がるメーカーもあるし(^_^;;

 なんか市販のコネクター付きケーブルがあるといいんですけどね☆

 これ、某BDレコに使えました☆☆☆ D*R-Z1*0
  ミニQIケーブル3S-Z

 ただ、逆差しも出来ちゃったし、奥まで差さないと接触不良だったけど・・・
 なんとか使えた☆
 ま、ファンケーブル切らなくて済んだので便利☆

 これは、R2000では間隔が合わなくて使えなかった・・・
 R2000は、もっと狭かった・・・

 ファンコネクターに使える、コネクター付きコードのある店知ってたら、教えてね☆☆☆



部品ゲット先☆


 PC用の3Pファン延長ケーブルです。
 半分に切って、中間差し込みコネクターオス/メスとして使います☆
  PCファン用3pin電源延長ケーブル 50cm

 2枚入ってて、半分に切ったから、4枚に☆
 8ピンのがあれば手間無しなんだけどね。
  ユニバーサル基板[R指] / ICB-91 (-)
 20ピンDIP IC引出パターン付


 TTLタイプはVcc5V固定なんで、
 必ず、CMOSタイプを使って下さい☆
  C-MOSタイマIC[R指] / LMC555CN/NOPB _
 汎用タイマIC「555」のCMOS版。


 たぶん、1/4Wで大丈夫ではないかと・・・
  カーボン抵抗 1/4W 5% 1.2kΩ 10本[R指]

 たぶん、1/4Wで大丈夫ではないかと・・・
  カーボン抵抗 1/4W 5% 20kΩ 10本[R指]

 どんな種類のコンデンサーがいいのか不明・・・
 0.27uFは、これしかなかったので・・・
  マイラコンデンサ 50V / AMZ50V274K (-)
 東信工業・ポリエステルフィルム製マイラコンデンサ。50V 0.27uF。


 電圧を測るテスターです。
  日本語説明書付き!
 デジタルテスターDT830B 【ビニール袋入り・特価】
 349円


 リード線の両端にミノムシクリップが付いるケーブルもあると便利☆



話題を分けました☆


BDレコーダー
DIGA BZT-710
換装情報☆☆☆


HDDレコーダー
マクセル VDR-R2000
R2000で、自動録画に挑む☆☆☆




2週間、正常に動いた☆☆☆


 ファンレス化後、2週間経ちましたが、一度もトラブル事無く、無事、動きました☆☆☆
 やったー☆

 ファンレス化、大成功です☆☆☆

 あとは、夏を無事乗り越えられれば☆☆☆
 ケースの上部に熱がいっぱい溜まるようなら、
 もうちょっと、上部の隙間を広げようと思っています☆



ご質問は MERON SOFT (meronsoft@green.zero.jp) まで。

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