☆出産育児一時金
パパママが加入している健康保険からもらえるお金です。最低でも30万円。
健康保険証の「保険者」の欄に書かれているところが請求先で、会社勤めの人は「健康保険組合」「社会保険事務所」。
その他の人は役所から、事前に請求用紙をもらっておきます。
出産した病院か役所の窓口で「出産育児一時金請求書」の証明欄に記入してもらい、請求先に提出。

私から一言･･･。
証明欄の記入は、病院に頼むともしかすると、お金がかかるかもしれません。
役所で書いてもらうと、無料で、あまり時間もかかりませんでした。



☆乳幼児の医療費助成
赤ちゃん時代は医療費がかからずに病院で診察ができる、各自治体が実施している制度。
内容や条件は自治体によってさまざまです。
手続きは自治体の役所です。産む前に用紙をもらっておき、出生届と一緒の提出がよい。
条件を満たせば医療費の助成が開始され、自己負担分の医療費が無料になります。



☆乳幼児童手当金
3歳未満の児童を養っている扶養者に「育児費のたし」と、年金制度から支給されるお金。
ただし、もらうには所得制度があります。
額については、1人・2人目は1人につき5000円。3人目以降は1人につき10000円。
手続きは役所で。
毎年2-6-10月の年3回に分けて、その前月の分が口座に振り込まれます。
申請が遅れたら、それ以前の手当てはもらえないので、産まれたらすぐに申請しましょう。



☆失業給付金
いわゆる「失業保険」のこと。
もらえる金額は働いていた期間や、お給料の額により違いますが、だいたいお給料の6割程度。
妊婦さんの場合は特例措置があり、通常は退職の翌日から1年間以内に給付金をもらい終えなければいけないところ、その期間が4年間に延長されます。



☆出産手当金
出産で会社を休んだり、辞めても辞めた翌日から6ヶ月以内に出産すれば、加入していた会社の健康保険から「出産手当金」がもらえます。
額は基本的には1日分の給料の6割×98日分。
資格は、働いていた本人が1年以上継続して健康保険に加入していること。
残念ながら、国民健康保険に加入している自営業者やフリーの人はもらえません。



☆育児休業給付金
「育休」は子供が1歳になるまでとってよい休みのこと。
育休期間中は基本的には無給。
そこで育休中にも給付金を出して、休暇をとりやすくしようという制度。
雇用保険に加入していればもらえますが、育休に入る前にその会社で1年以上働いていることが条件。



☆確定申告（医療費控除）
医療費がたくさんかかった年の、税金の負担を軽くしてくれる制度。
1〜12月の1年間に実際に支払った医療費が、家族みんなの分をまとめて10万円を超えたら、その額に応じて税金が戻ってきます。
出産した年は戻る可能性が高いので、領収書をせっせと集めましょ。
医療費控除の申告は、翌年になれば確定申告の期間中でなくても大丈夫です。
申告できる期間は5年間です。

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