●ビニールレインコート都市型フェスで、雨の予報がない、日帰り参加の場合などは安物のビニールレインコートで凌ぐこともできなくはない。最初は誰もが通る道。少なくともゴミ袋かぶるよりはマシ。フジロック、朝霧などは環境が環境だけに、テンションだけで乗り切るには限度があるのでおすすめしません。ビニールレインコート着て会場内で傘さしてると白い目で見られること請け合い。ビニールレインコートだけで挑むなら濡れる覚悟を！

●レインスーツ(ゴアテックス)レインスーツを買うならゴアテックス素材を。撥水性と通気性を兼ね備えているので、快適さが桁違い。大雨の中でもライヴに集中できます。雨が降っていなくても、防寒着としても使えるので便利。高価ですが、フェスに毎年通うつもりならすぐに元は取れるはず。

●レインポンチョ上からすぽっとかぶるだけのレインポンチョは構造上もともと通気性が良いので、撥水性のある物を選ぶだけでゴアテックスにこだわらなくても快適さを得られます。ただし、丈の長い物を選んでも風がある時や椅子に座る時には下半身が濡れてしまうので、ポンチョの下にレインパンツを履くと快適さがUP。リュックなどを背負っていてもそのまますっぽり覆ってくれるので、荷物の出し入れもしやすいところも高ポイント。

●長靴フジロックで長靴が必要なかったことはほぼないんじゃないかぐらいの必需品。他のフェスでもあるにこしたことはないので、自分に合った１足を見つけておきたい。選ぶ時のポイントは、持ち運びのしやすさ、重さ、履き心地。フジでは足首までぬかるみにはまることもあるので、丈は長い方が良い。

●傘野外フェスでは基本的に会場内での傘の使用は禁止です。ただし、行き帰りに雨が降っていることもよくあるので持ち物リストには加えておきたいところ。持って行くなら邪魔にならない計量&コンパクトなものをチョイス。

●防水スプレー何年も使っているテントやレインウェアの撥水性を少しでも回復させるために。雨が降り出す前に、事前にスプレーして乾かしておくことが重要。テントやゴアテックス素材には専用の防水スプレーを使わないとせっかくの機能を台無しにしてしまうので要注意。

●リュックカバー会場内でリュックを背負っている場合、大雨だとリュックの中に水が溜まるほど浸水することもあるので、専用のカバーがあると安心。ただしそれでも完璧ではないので、基本的にリュックの中身はすべてビニール袋にひとまとめにしておくべし。

●レインハットレインウェアのフードだけだと、顔に雨が直撃して視界を遮るのでライヴに集中できません。普通の帽子だとすぐに水を吸ってしまい、フードの中を伝ってウェアの中まで水が浸入、なんてことも。レインハットと普通の帽子の使い分けが面倒なら、最初から撥水性のある素材の帽子を選んでおけば急な雨でも安心です。

●レインスパッツ靴に装着して足下の濡れを軽減できるアイテム。長靴を持って行かない場合はこれで代用できるかも。ただし、フジのようにぬかるみがひどい場合はこれごと水没して泥まみれになっている人をよく見るので、あまり効果がないような気も…。

●ケータイケース会場内で連絡を取り合ったり、時間を確認したり、写真を撮ったりと必要不可欠な携帯電話。雨が降っていても安心して使うためには防水仕様のケースが便利。