三度の食事、ちょっとしたおやつ、デザート、飲み物。
体に取り入れる食べ物・飲み物は健康の基本の1つ。
健康レシピは色々と出回っていますが、食材そのものにも目を向けてみませんか?
ここでは季節の食べ物を簡単なコラムで紹介します。
ヨモギ
3月というと思い浮かぶのは桃の節句。このお祝いに欠かせないのが草餅ですね。
草餅に入れるのは蓬(ヨモギ)ですが、面白いことにヨモギは昔のヨーロッパでも魔除けや様々な用途に使われていました。
ハーブでは日本のヨモギの仲間をマグワートといい、他にもサザンウッドやアルテミシアといった仲間が今でも使われています。
ヨモギは草餅のほか、天ぷらなどにも利用されますが、お風呂やお灸などにも利用されます。
キク科の植物のヨモギですが、一部の方にはアレルギー反応もあるので過度の利用は慎重に。
シソの仲間は各種ポリフェノール類をはじめ多種の成分が豊富で香気に富むものが多いのが特徴です。
ミントやタイム、バジルやセージ、ローズマリーなど、ハーブの多くがシソの仲間です。
ギリシャ神話でもマヨナラ(マジョラム)やメリッサ(レモンバーム)が伝えられ、シソの仲間が古くから親しまれていたことが分かります。
小松菜、大根、カブ、キャベツ、白菜、ブロッコリー。形はそれぞれ違いますが、葉物野菜の多くはアブラナ科です。
その代表である油菜(菜花)は古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた作物です。
このように馴染み深いアブラナ科ですが、ラディッシュやクレソン、大根といった辛味、マスタードやワサビなど、意外と香味にも使われています。
これらの成分には抗菌性の物質も含まれていますので、毎日の食卓に添えてみてはいかがでしょうか。
梅雨明けから夏にかけて色鮮やかなベリーの旬が続きます。
ブルーベリーやカシス、ラズベリーやクランベリー(コケモモ)、桑(ドドメ)など、アントシアニン等のポリフェノールやビタミンCを含むものが多く、全般に抗酸化作用の高い食品グループに入ります。この他に赤や白のカラント(スグリ)やグースベリーもあります。
ベリーの多くは色鮮やかで柔らかい果肉を持ち、古来より甘酸っぱい味が多くの人に好まれています。
暑い季節にはアイスキューブや果肉ソースにして料理に添えるのもお勧めです。
緑黄色野菜の代表にされるトマト。
うまみ成分と呼ばれるグルタミン酸の濃度が非常に高く、甘みや酸味もあり、食材として非常に優秀です。
品種によって酸味や甘みが大きく異なり、皮の厚さや硬さも異なるので用途によって使い分けるのが美味しい料理のコツだとか。
カロテノイドの一種であるリコピンとビタミンCを豊富に含み、最近では健康食材としても注目を集めています。
そのまま食べるほか、トマトソースやピューレ等、世界中で多くの加工食品にも使われています。