三度の食事、ちょっとしたおやつ、デザート、飲み物。
体に取り入れる食べ物・飲み物は健康の基本の1つ。
健康レシピは色々と出回っていますが、食材そのものにも目を向けてみませんか?
ここでは季節の食べ物を簡単なコラムで紹介します。
ブドウ
夏から秋にかけて旬のブドウ。
学名であるVitis(ビティス)はラテン語の【生命】が語源とされ、古代エジプトの壁画に見られるほどの昔から現在に至るまで重要な作物として栽培されてきました。
果皮の色によって赤・黒・緑の3種に分類されます。
果糖やカリウムが豊富で、黒や赤の果皮にはアントシアニンも含まれています。
ブドウは生食やレーズンの他、ワインやブランデーといった洋酒の原料にもされます。
酒はラテン語で【命の水】と言うものの、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。
南瓜は室町時代後半にポルトガル人によってカンボジアから持ち込まれ、これが訛ってカボチャと呼ばれるようになったといわれています。
一方、中国を経由して来た種類は唐ナスと呼ばれます。
カロテン・ビタミン・カリウムを多く含む緑黄色野菜で、大まかに西洋カボチャ・東洋カボチャ・少々風変わりなペポ種に分かれます。
日本では冬至に、外国ではハロウィンに南瓜を食べる風習があります。
ハロウィンは古代ケルトの風習が起源とされ、現代はカボチャの提灯で有名ですが、昔は巨大なカブで提灯を作ったといわれています。
リンゴは大昔から人間に親しまれてきた果物です。
紀元前数千年という遺跡からもリンゴの化石や炭化したリンゴが発見されています。
ということはその時点ですでに栽培されていたと言うことでしょうか。
リンゴは古くから食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富で、栄養価が高い果実として食されてきました。
独特の歯ざわりと甘酸っぱさが好まれておりますが、特に人気があるのが蜜が入る品種。
この蜜の正体はソルビトール。
逆に未熟な果実はちょっと渋みとえぐみがありますが、未熟果にはリンゴポリフェノールが豊富と言われています。
リンゴは生食のほか、火を入れてデザートなどにも親しまれています。
変わったところではシードルという発泡酒も。
リンゴはシナモンや紅茶とも相性が良いとされます。
アリウム(ネギ族)はネギ、ニンニクやニラ、ラッキョウ、ワケギ等の仲間です。
独特の香味、いわゆるネギ臭さが特徴の野菜で、西洋料理の食材や、多くの料理の薬味として欠かせません。
ネギ臭さの元は硫化アリルなどのイオウ化合物で、この強烈な匂いがネギ属の特徴と言えるでしょう。
玉ねぎは生では果物並みの甘みを持ちますが、辛さのほうがより強いために甘みを感じないと言われます。
世界中で愛されているネギ類ですが、ペット等の動物には与えないように注意が必要です。
大豆は日本では五穀の1つにも数えられ、節分の豆まきでもおなじみです。
そのまま食べるほか、未熟化は枝豆、もやしとしても食べられ、また味噌や醤油、豆腐や湯葉、納豆など、加工食品も豊富です。
植物の中では唯一、肉に匹敵するほどのたんぱく質を含むことで知られています。
また油脂分やミネラルも豊富に含み、数年前には大豆イソフラボンというポリフェノールの一種も注目されました。
英語でソイビーンズ(soy bean)といいますが、
これは初めて西洋に大豆が紹介された時、醤油の材料として紹介されたことが由来だそうです。